最近ちょこちょこ登山の真似ごとみたいなことしてましたが、折角登るんなら名のある山に登ってみたいとの思いから、宮崎県最高峰で日本100名山の一つ「祖母山(そぼさん)」に友人と登りに行く事にしました。
高速で大分自動車道湯布インターおりてから、下道で2時間程。
九州のほぼ中央に位置しているので結構時間がかかります。
行きがけだったので寄り道した「原尻の滝」
その、姿から東洋のナイアガラとも言われているらしいです。
春の陽気と共に結構見ごたえがありました。
原尻の滝を後にして、本日はこの河原でキャンプ。
かなり本格登山なので昼過ぎて登るのは無謀です。
カワセミ公園というこのキャンプ場は清流の川が流れるきれいな場所です。河原でのキャンプは初めてでしたが、テント張る前にきちんと整地すれば、わりと快適に寝れました。ただ、明け方めちゃ冷え込むので防寒対策は必要ですね。
日は明けて翌日。宿泊地の公園からおよそ一時間、細い山道を分け入り到着。
祖母山尾平登山口。
いざゆかん!
目の前には霞むほど高くそびえる山容が。
もちろん一般向きでお願いします。
つり橋を渡り
清流を渡り
しばらく登ると整備させた林道に出ました。
このルートであってるのか?と若干不安になりましたが
しばらく進むと無事案内板発見。
ちなみに登山ルートには上記の写真のようにピンクの紐が括りつけてありそれを目印に進みます。
山の頂が少しづつ近づいてきた気がします。
と思ってたら、まだ標高1200m祖母山はザックリ1700mあるのでまだまだゴールは遠い。
結構急峻なルートもあるので危険度も高いです。
そんなこんなで何とか祖母山山頂の案内が出てきました。
どうもここからは尾根伝いに山頂を目指すようです。
やっと1500m到達。あと200mって書くと近そうですが、標高の距離は全くあてになりません。
確実に落ちたら死ぬエリアに入ってきた8合目付近。
ですが同行した友人のスケジュールの関係があり、ここで登頂断念。
左上の出っ張りが山頂。
しかしこのとき13:00。9:00頃の入山でしたので約4時間。帰る時間考えるとここで撤退は英断だと思っています。
帰りは帰りで膝とかに負担がくるのできつい。
山中の時間は平地での+2時間と言われていて、3時位でも徐々に日が陰り始めてきました。
鹿さんに見送られてなんとか16:00に駐車場まで戻ってきました。
さて、今回の登山、実は最初に想定していた登山口を間違って最難関ルートからの登山でした。
北谷口登山口というルートで行けば2時間位は短縮でき、山頂に行けたはずでした。
教訓:事前調査をしっかりしよう。