熊本県宇土市に御輿来海岸という海岸が有ります。
この海岸の夕景は、様々な写真の本にも登場する日本でも有数の
絶景とのこと。
しかし、この絶景は海の干潮の時刻と夕日が落ちる時間が一致しないと見られない幻の絶景。その光景が見られるのは、実に年に通算10日ほどといいます。
しかし、先日の祝日に丁度、その貴重な日と重なることを知ったので
もう我慢できずに行ってきちゃいました。
九州自動車道に乗り一路熊本へ。
天気自体は晴れの予報なものの、昨今の隣国からの大気汚染の
おすそ分けにより、空はかすかすでやや不安。
高速を降りて、まだ13時頃だったので、干潟の公園の案内板が見えたのでなんとなく寄り道。
目に飛び込んできたのは広大な干潟と沢山の鳥。
海面に渡された電柱。被写体がいっぱいでテンション上がる。
こういう時の400mmズームは頼りになるわぁ。
ほんとにここは鳥がいっぱいで楽しかったです。
ちなみに上の鳥はジョウビタキという渡り鳥です。
干潟の文様を切り取っても面白い。
干潟楽しい。
沖合にある風流島とかいて。「たはれじま」とよぶ小島?
平安時代からあるとかないとか。
お昼抜きで走ったので腹が減ってきたとこなんですが、ここらへん
あんまり食えそうなとこがみつからなかったので、ちょっと目的地を
過ぎた道の駅まで来て飯を探しました。
ウッドデッキのあるいい感じの道の駅なんですが
昼時を過ぎてご飯食べれるとこは閉まっちゃってました。
なんとか手に入れることが出来たイカ天でお茶を濁す。
この時点で3時過ぎてて、ちょっと余裕かまし過ぎた気がして焦ります。
そそくさとナビの案内に任せ目的地へ。
・・・と思ったけど意外にすかすかで余裕で駐車も出来ました。
でも、自分が見た画像はもっと高所から撮った写真だったような・・・
とか思いながらふと、前方の岬に目を向けると
なんか一杯人がいるー!あっちが正解だー!(ガビーン)
あわてて車を回したもののすでに駐車スペースは無く、
先ほどの公園に戻り、徒歩にて岬の上に向かいます。
車一台しか通れんような道をえっちらおっちら。
梅が綺麗に咲いてたり
景色がよかったのはせめてもの救い。
なんとか到着。
ハリウッドがスターが来てるみたいです。
なんとか本当に奇跡的に一箇所、三脚立てられる場所を見っけて
準備。後は時がすぎるのを待つだけ。
ここらへんの海岸は潮の差異が日本で最も激しく、干潮時に砂浜が
三日月型の独特の文様を描きます。
そこを照らす夕焼けの光景。
うーん、絶景ですね。
まぁ観光ポスターになっちゃいますけど。
ホワイトバランス弄くって違う感じにしてみました。
最後に場所を移動して、適当にパシャパシャ
目の前に見えるのは雲仙普賢岳です。
てな訳で御輿来海岸の夕景でした。
実は水平線に厚い雲があって、本当の日の入りは撮れませんでした。
幸い、車で2時間強走れば到着できることが分かりましたので、
またチャンスがあればリベンジしたいと思います。