2010年7月23日~7月24日
「和歌山」弾丸ツアー!!
其の弐 【奈良山間~高野山夜編】
[7月23日PM16:00時 宿泊先に向け出発]
野中の清水から宿泊地の高野山まで、
ナビが選択したルートは奈良県の山間を突っ切る道。
険峻な山肌と断崖絶壁に囲まれた
去年までペーパードライバーだった
私には厳しすぎるルート。
見たこと無いような高さの絶壁と
ガードレールの向こう側覗けば、同じような高さで
一気に川面へ叩き込まれるおそろしい道。
おまけにスコールの様な雨まで降ってきて
視界、路面共に最悪。
こういう道は対向車も怖いけど後続車の方が怖い
走りなれてるのかガンガンプレッシャー掛けられます。
曲がりくねった細道なのでなかなか先に行って
もらうこともできず迷惑かけないよう出来る限り
アクセルを踏まねばならず神経をすり減らされます。
そして、こんな感じの道が延々3時間続きます。
断崖から落ちる勇壮な滝の光景で一休み。
でも細道で車を止めるスペースもほとんどないので、
すぐに再出発。
果てしなく山と川が続き、最終的には本当に1台しか
通れないような山道に到達。
対向車が来ないように祈りながらその道を抜けると
やっとナビから高野山という言葉が聞けました。
[7月22日PM19:00時 高野山到着]
なんとか死なずに高野山まで到着。
さて、今回の宿泊地の手配はSOUTA氏に一任しています。
SOUTA氏が手配したのは「高野山ユースホステル」
という、名前の通りのお寺の宿坊的なユースホステルらしいです。
SOUTA「えーと、この道を曲がって・・・・おっ、あったあった」
私 「ふーん、結構、趣(おもむき)あるとこだねぇ」
SOUTA「でしょう、この雰囲気で選んだのさ」
私 「で・・・、まずは車はどこに止めればいいのさ」
SOUTA「・・・・・・・え?」
車で行くのはわかりきってんだろぅが
ごらぁあああーーーーー!!
車止めるとこ確認しとけやーーー!!
難所の走行で精神的にも肉体的にも疲労の極から
解放されたと思ったとたんこの仕打ち。
しょっぱなから管理人さんに事情を話して何とか
入口の軒先に止めるようになり事なきを得ましたが、
ラストストロ-で疲労が押し寄せます。
私 「はぁ・・・とりあえずはよ部屋入って一息つこう」
SOUTA「おお、そうだね。あっ、この部屋みたい。
お寺での合宿みたいで凄くいい感じだよ」
私 「確かに、歴史が感じられて良い雰囲気だね」
SOUTA「でしょう、この雰囲気で選んだのさ」
私 「で、この部屋エアコンは?」
SOUTA「・・・・・・・・え?」
熱中症でバタバタ人が死んでる今年の夏に
冷房無しの宿泊施設とか、
ばかなの?しぬの?
・・・・・・と、まぁ、さんざんクサしたあとで何ですが
結果論では、ユースホステルでの宿泊という貴重な経験ができて
結構よかったです。
確かに趣はあって良い雰囲気の建物でしたし、
心配した暑さも、山の上のせいか全然寝苦しくなく大丈夫でした。
宿泊費も安いしね(1泊3,960円)
何気にウィキにまで記事あるし・・・。
到着時は陽が落ちて真っ暗だったので、翌日早朝に撮った
宿泊地の外観です。
ちなみに部屋はこんな感じでした。
さて、部屋に着いて30分程くつろいだ後、丁度飯時でしたので
管理人さんに、ご飯食べれるところを尋ねたら
5分程歩いた先に色々メニューのある居酒屋があるとの事。
更にお寺の一部をライトアップしている
という情報まで頂きました。
これは行かねばなるまい。
高野山の夜の街並み。
高感度撮影なので結構明るく
映ってますが実際はかなり真っ暗です。
まずは、腹がペコちゃんだったので教えてもらった居酒屋に
行ったら、めっちゃ混んでて1時間待ちと言われました。
おのれ高野山!
まぁいい、先に観光を済ませればいい
・・・・ただそれだけのこと。
席が空いたら電話してもらるように段取りして、
ライトアップされた寺を見に行くことに。
5分程大小の寺を横目に通りを歩いていきます。
廻りは全部寺ばっか。
高野山には117の寺が密集しています。
ちなみに高野山ってのは地名みたいなもので
高野山って山は無いので気を付けよう。
更に歩いて行くと、目指していたライトアップされてる
高野山のシンボル「大塔」が見えてきました。
ところでこの高野山のシンボルを見てくれ
こいつをどう思う?
真ん中の影を良く見てみると隠れているSOUTA氏を
発見できるはず。そのスケールが分かると思います。
しかし自分でやっててなんですが、
なんて罰当たりな画像の並び
「弘法大師、お許しください」
ライトアップされていた大塔をしばらく撮影していたら丁度
お店から席が空いたとの電話が来たんで、お店へ。
う~ん店名思い出せないな。
地図でみても出てこない・・・。
ただ、管理人さん情報通り確かに
メニューが豊富で美味しかったです。
あとトイレが微妙に汚かったことがえらい印象に残ってます。
うーん唐揚げと手羽元で
鳥がかぶってしまった。
20時間近くの連続運転で疲労困憊の身体に
アルコールが入ると飯食った後は速攻強烈な
睡魔に襲撃されました。
フラフラのまま宿屋へ戻りバタンキュー。
泥のように眠りに落ちました。
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