2012年4月29日

「ネイチャージモン」登場店「和田金」探訪！

ダチョウ倶楽部の寺門ジモン氏が、おのれの

牛肉や食に対するこだわりを、

オオクワガタに対する情熱を、

余すことなくぶちまける異端の漫画

「ネイチャージモン」

その漫画の4巻で登場する、ジモン氏が宇宙一と絶賛する

松阪牛のすき焼きの名店「和田金」

三重県に行く機会のあったH24年の4月。

これはついでによるっきゃない！

てな訳でお伊勢参りを済ませ、

伊勢市から車で走る事約1時間。

松阪市上陸！

しばらく走ると看板がイパイ

漫画の通りそこらじゅうに店名の看板。

でも自分的には和田金の看板が一番目につきました。

電柱1本1本全部和田金の小看板が付いてる感じ。

また漫画で語られる三松の看板は気付かなかった・・・・。

さて松阪市に入り小一時間走ると、店前まで無事到着。

店の前にいた店員さんに駐車場を案内してもらいます。

漫画にでてくる一生住めるかもしれない駐車場に

とめたかったのですが、残念ながら案内されたのは

店の少し先にある（第二？）駐車場。

この駐車場から少し歩いて店の玄関先へ。

すると道路挟んで見えるこの駐車場。

ここが恐らく漫画で出てくる駐車場だと思われます。

そして改めて店を拝見。

でかすぎて店名看板しかとれず。

てか漫画のアングル撮るには道路渡ってとらな無理です。

【お店データ】

店の前にいた店員さんに名前を伝え、いざぁ・・・

近くにいた飛び込みのお客さんは入店を断られてました。

午後2時近くだったのに、予約しといてよかったです。

支配人のような方が出迎えてくれましたが

漫画の様な総勢でのお迎えはありませんでした。

まぁ変に畏まっちゃうだけなんで別に構いませんけどね。

あと、今更ですが

家族旅行の延長みたいな感じで行ったので

登場人物は気にするな。

2階の一室に案内されゆっくり。

お茶はあられ茶。初めて飲んだ。

ほんのり塩っけがありますが

風味とかはまるでありません。（当たり前ですが）

普通のお茶を出さんのは何か意図があってなのだろうか。

しばらく、すると炭と種火が到着。

店員さんがちゃきちゃきと、上手に炭を重ねていきます。

しかも、この炭。あっという間に他の炭に引火していきます。

ちなみにこの火のついた炭を運ぶ道具は、

台汁能（炭十能）という専用の道具。まぁ唯のウンチクです。

店員さんのプレッシャーに負け注文したつきだし。

（季節物の野菜と海産）つきだし。（￥1,050）

ミニたたき（￥525）

つきだしで空腹をごまかしていると、

つ、ついに・・・

「来た！肉来た」「メイン肉来た！」

「これで勝つる！」

すき焼き（￥8,400（1人前））

高い！・・けど一生に一度の贅沢と思って・・・。

副採（シイタケ、ネギ、ニンジン、タマネギ、シイタケ、豆腐、三つ葉（？））

そしてメインの松坂牛。

すでに、うまそうなオーラがほとばしっとります。

早速店員の女中さんが脂をしき、肉を焼き始めます。

ジュージュー。音だけでよだれが出る。

ころあいで砂糖投入！

醤油が投入され音＋匂いのコンボ。

もうたまらん！

味はどうのって今更言うまでもありません！

めっちゃ、うめーーーーー！！！

まぁ、素人舌の自分の感じた範囲のもちょい詳細感想を言えば、

まず肉が柔らかい。絹布を食べてるような感じです。

肉の臭みなんかも当然なく、香ばしい肉の風味がダイレクトアタック。

でも、自分が一番他の肉と違うと思ったのが脂の味です。

しつこくなく僅かな甘みを残してさらっと溶けていく感じ。

これは素人でも、わりとはっきり分かるポイントだと思いました。

肉が各自に廻ったら次は野菜。

醤油をさっと垂らしてあくまで焼く感じで作られます。

ちなみに鍋の焼き具合の管理は女中さんがつきっきりで行うスタイル。

最高の状態で食べれますが、自分のペースで食べるのが好きな人。

食事の際、気兼ねなく食べるのが好きな人とかは、ちょっと合わない

店かもしれません。

ご飯はおかわり自由。2杯くってもうた。

野菜もウマー。

ちなみに肉は一人2枚。

少ないと感じるでしょうが、大きくカットされてるし、すき焼き肉にしては

厚切りなので丁度良い感じ。

野菜や牛肉のソボロといったサイドメニューで飯の友の戦力は

充分です。

十分堪能して、満腹になって退散！

てな感じで探訪完了。

贅沢しましたが、本物の味を知る事が出来て良かったです。

今後の肉の味の基準が出来る貴重な経験が出来ました。

ナイスネイチャー！！

ネイチャーｼﾞﾓﾝ登場店探訪

　～　完　～