2011年10月8日
兵庫県朝来市に「天空の城」と呼ばれる
幻想的な城跡があるという噂を聞いたのは2年前。
その名も「竹田城跡」
連休との折り合いがやっとついた今年に
このチャンス逃すまじ、と、かなり強引な
日帰り日程で行ってみる事にしました。
[10月8日PM8:00時出発]
場所は去年行った香美町へ行く途中。およそ8時間の行程です。
さすがに8時間も一人運転はきついので
例の如くSOUTA氏を誘いレッツゴー。
時間的に10時を超えると大抵のSAのレストランは厳しいので
晩飯は出発から1時間。山口の手前「布刈PA」にてとる事にします。
たこ飯とうどんのセット(¥900)
うどん→特筆すべき事も無い普通の味。
たこ飯→サンプルに偽りなし。
上に乗ってるのはたった3個のタコの唐揚げ。
飯は醤油の炊き込み飯?他に具は特にありません。
たこ飯言うからにはもっとガサッと乗せるか、具に仕込むかしてほしい。
うまいけど・・・なんだろうこのもやっと感・・・・。
SOUTA氏注文の
焼きカレー(¥850)
うん。美味い。
でもボンカレーとパン粉とシーフードミックスで
かなりのとこまで再現出来る味です。
腹も膨れていざ再出発!
するとSOUTA氏が衝撃のカミングアウト
てなわけで、出発早々グロッキーなSOUTA氏に運転を任すのは
怖いので、結局現地まで自分が運転。
山陽自動車道をひたすら疾走。
龍野西SA先で播但自動車道に乗り換えます。
播但自動車道市川SAと香美町行くときも寄った朝来SA
いずれも、夜はトイレ位しかあいてないようです。
この朝来をすぎると目的地の竹田城を横目に高速をすぎる事になります。
夜で全然見えませんでしたが。
少し通り過ぎた和田山ICで高速を降ります。
[10月9日AM5:00時 朝来市和田山町 到着]
着いたら、そこら辺一帯はすでにモヤに覆われています。
街灯とかが全部、もやっててすでに幻想的!
細い山道を200Mほど駆け上がり竹田城跡の駐車場に辿り着くと
すでに駐車場に入りきれない程の車が!
入場待ちになったのですが全く動かず、2人でボケっとしててもしょうがないので、
SOUTA氏に車を託し先に撮影をスタンバることに。
しかし、城跡までの道がまたきつい。
行きは上記の様な事情で時間が無く、城までの行程を撮れなかったので
帰りがけにとった画像でご紹介。
到着時は夜明け前だったのでもっと真っ暗でした。
画像の階段上が駐車場。30台位は止めれたかな?
この駐車場から直で城に昇るルートもあったみたいです。
城に向かう山道200M位続きます。舗装は綺麗にされていているのが救い。
ある程度歩くと、立て看板と脇道への階段が出現。
角材と土で出来たでこぼこの階段がこれまたしんどい。
50M位でしょうが足がくがく。
つづら折りを何度か繰り返すと遂に石垣がみえてきました。
もやにけぶる石組はすでに良い雰囲気。
駐車場で分かっていましたがすでに100人はおろうかという人が詰め掛けています。
撮影のポイントをなんとか探しご来光を待ちます。
午前6:10分雲海の向こうの山の山頂から少しづつ太陽が姿を見せ始めました。
日の出キターーーー!人生で1回はみとけって絶景!
一度日が昇るとあたりは一気に明るくなります。
と、同時に日の出待ちだったカメラマン等が帰り始め他のポイントでも
撮影出来るようになってきました。右の画像の石垣が一番高い場所です。
階段は無くはしごで上り下りします。
360度一面の雲海とそこに浮かぶようにそびえたつ石垣。天空の城に偽りなし!
少し気流が乱れると城跡も雲に包まれます。奇跡的なバランスで成立している光景です。
どこみても感動の絶景!
ただ手すりも何もない石垣なので高所恐怖症の人はちとつらいかも。
あと、冷え込みがかなり厳しいので行く時は上着を持って行った方が賢明です。
しばらくすると視界が効かない程雲がかぶってきました。しかしそれはそれで良い感じ。
朝日に染められた城跡群。
撮影ポイント確保の為か、テントで泊った猛者までいる・・・・。
早く出発しすぎた・・・・
てな感じで予想以上に良い感じで天空の城を体感できました。
今度は雲海無しの時にも来てみたいですね。
竹田城住所:兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169番地
竹田城跡探訪
~ 完 ~ |