[11月27日AM6:30 宿泊地出発]

朝食はホテルのバイキング。

まぁあの宿泊料金についてくるタダ飯なのでなにもいうまい・・・。

さて本日最初の目的地は

アニメ「僕は友達が友達が少ない」の聖地

「西岐阜駅」

車で10分程で到着です。

ぶっちゃけこれ書いてる時点でDVDも出てない程の最新アニメ

ですので手元に資料も無く、あまり語る事はありません。

サクサク行きましょう。

西岐阜駅の巡礼も無事終えて同じく「はがない(略称)」の聖地

長良公園へ。

車で15分程で到着。

ドヤァ・・・

 

無事最初の巡礼ポイントも抑えて今回の遠征で一番行きたかった

世界遺産「白川郷」へ向け出発です。

 

 

1時間強高速を走り、インターを降りてすぐの

道の駅「桜の郷 荘川」で一息。

しかし、後から調べると車のナビが古かったのでこの先の白川郷ICで

降りた方が早く行けた感じです。

 

[11月27日AM11:30 岐阜県白川村近辺到着]

川沿いの下道をクネクネ進み何とか道の駅白川郷へ到着

気付きませんでしたが此処にくるまでに合掌造り集落を

通り過ぎてます。

 

この道の駅の脇道を行った先の建物が

アニメ「ひぐらしのなく頃に」の主人公

前原圭一家のモデル。

実際は浄水施設か何かの建物です。

裏手にはすぐ川が流れています。綺麗な水ですが

上流のダムが解放されたら水かさが増して死にますってな

感じの看板を発見しあわてて撤退。

 

ここの場所で聖地を二か所抑え、移動。

予定より時間が押し気味なのでいよいよ本命の

世界遺産白川郷合掌造り集落へ向かいます。

看板を頼りに10分程で到着。

入ってすぐの駐車場に駐車すると前には合掌造りの土産物屋が

すでに良い雰囲気。

ガイド本も下調べも無しの行き当たりばったりだったので

取り敢えず目に付いた合掌造り民家園という施設に入ってみます。

 

入場料は大人500円。

まぁこういう観光地にしては良心的な価格設定ではないでしょうか。

入ってみると数十軒の合掌造りの家屋を利用した

民俗資料館のような展示施設の様。

各家ごとにパネルや昔の農具や日用品が展示されています。

水車小屋が良い雰囲気。でも水車はかなり新しい感じ。

ちょっと高いとこらからの景観。今までの遠征もだけど

自分たちは旅運が良い。いつも結構良い天気に恵まれます。

 

合掌造りの家屋内は3層造りになっているようです。

左が二階部分、右が3階部分。

3階の方は足元がスケスケで怖い。

柿の実がたわわに実り良い風情を後押ししてくれています。

補修中の民家以外は全て中に入る事が可能。

縁側でゆっくりくつろいだりできますが、この油断が

後に悲劇を呼ぶ事に・・・・。

 

旧中野長治郎家住宅

中でお茶を飲む事が可能ですがこの時期は

ぜんざい(200円位だったかな?)を食す事が可能です。

合掌造りの家の中、囲炉裏を囲んで食べるぜんざい・・・

もうそのシュチュエーションだけで

不味かろうはずがない。

日陰には雪も残ってるような気温だけあり

甘味が身体の芯までしみこみます。

 

トイレは外観は古民家ですが中はしっかり近代的で綺麗。

これは他の世界遺産でもそんな感じです。

ただし和式率は高め。

 

大体施設を一周したのでいよいよ集落の方へ向かいます。

 

橋棟も何もないつり橋で川の対岸へ。

結構揺れるし建築工学的に大丈夫なのかコレ。

 

何とか渡りきると街の入口に休憩所の様な店がありました。

昼も食わずに歩きまわっているので少し小休止。

五平餅白川郷サイダーを購入。

五平餅は粗くつぶしたもち米に甘味噌を塗って焼いてある

素朴な優しい味わい。

白川郷サイダーは以前静岡遠征で飲んだ静岡コーラ

同じ味な気がする・・・お茶っぽい香りのするサイダーです。

 

腹ごしらえも終了し、観光しつつ、ひぐらし巡礼。

まずは作中に出てくる神社へ参拝。

店から路地を進み右の方へ。

こういうアニメの舞台になった地区にある神社の絵馬は

たいがい痛い事になっているのは仕方ないね。

 

参拝も無事終え少し進んで再びつまみ食い

岐阜県の名産飛騨牛を使った肉まん「飛騨牛まん(400円)」

味付けが濃いので飛騨牛やらなんやらわかりません。

この建物とアングルは白川郷の紹介の際に良く使われます。

ウゾダドンドコドーン!!

ひぐらしの最有名場面「嘘だ!」のシーンの坂

通称「嘘だ坂」

普通に観光してれば通る坂です。

なぜならこの坂道をそのまま登っていくと

この白川郷でもっともベタな眺望が見える場所

辿り着くからです。

 

白川郷合掌造り集落はだいたいここから見える範囲内。

じっくり見て廻っても1日掛らない位で観光できます。

これまで見て廻った世界遺産の中では規模が大きすぎず

小さすぎずふらっと一日観光するには良い感じの場所でした。

この裏は少し広場っぽくなっていて崩れかけたベンチと残雪が

退廃的な感じで廃墟スキーにはたまらん。

 

一通り廻り、最後の目的地高山市の博物館に行くには結構

ギリギリな時間。ささっと撤収。

帰りの橋を渡る所を撮影したら、その瞬間に

知らんおっさんにタックルを受けるSOUTA氏。

流石です。

 

さて無事駐車場まで付き時刻はすでに14時30分。

最後の目的地、隣の高山市の光記念館へ。

SOUTA氏が仕事の関係で今回の旅で一番の目的にしてた

ところです。

5時閉館ですが、4時が最終入場締め切り。

事前の調査で1時間10分で付ける距離ですので

到着予想的には3時40分で結構ギリギリ。

 

早速愛車のナビに目的地をセットすると

ポーン到着時刻5時30分です。

 

「なん・・・・だと・・・・・。」

そう、ナビが古いんでまた手前のICでのせようとしてます。

それが原因でキングクリムゾン。

 

まだ希望は残っていますが、こっからはナビ無しの手探りで

時間以内に到着を目指さなければいけません。

SOUTA氏のIPADを頼りにナビ上では出来ていない

白川郷ICに突入します。

 

高速に入りすぐに道が2つに分かれますが

「うおっまぶし!」

丁度看板の案内表示の裏に太陽が入りうまく表示が見えない。

目を細め必死に確認!

 

「折角だからおれは右の道を選ぶぜ!!」

 

   

ナビの不良。

看板の見えづらさ。

富山高山の字面の酷似。

というSOUTA氏の

この上ないネタ体質が呼びこんだ奇跡のハーモニーで

まさかの隣県ルートに突入!

 

富山の五箇山にもいきたかったんでこのまま行ってもいいかと

一瞬思いましたがSOUTA氏が半泣き半ギレだったんで

しゃーねえ・・・

初の高速での転回!

交通量が少ないので何とか無事高山ルートに戻る事ができました。

 

[11月27日PM3:45 高山市光記念館到着]

 

ギリギリでしたがなんとか到着。

ここは館内が撮影禁止ですので外観しかありません。

ですが展示物は北斎や写楽。ブラマンク、ゴッホ等点数は少ないですが

質は上質でした。

閉館まで1時間でじっくり鑑賞。

外に出ると飛騨山脈が夕日に

美しく染まり感動の絶景!

 

基本的な行程はここで終了しましたが、この旅で一つだけ

まだやり残したことがあります。

そう、まだ旅先のうまいもんくってねぇ!

前日の居酒屋もはずれでしたし・・・。

 

岐阜の名物と言えば、飛騨牛!ホウバ焼き!

てなわけで奮発して、ここらでは評判の良かった

飛騨牛を出す丸明さんという焼き肉店を目指します。

 

[11月27日PM5:30 丸明 到着]

 

「丸明 飛騨高山店」

店休日「年中無休(元日除く)」

住所「岐阜県高山市天満町6-8-1

電話「0577-35-5858

時間が割と早めなのでまだ店内は空き気味。

待望の朴葉焼き。

ほどよく火がとおったので、どれ、早速一口・・・

肉に絡む味噌とネギのハーモニーが絶品!!

肉は全て飛騨牛。

柔らかいというよりも噛み応えがあり

肉汁がほとばしる感じの肉。

 

当然うまいけど和歌山の時に遠征前の焼き肉で

痛い目をみていますので、私はそこそこセーブして喰います。

ハードディスクの大車輪やー!

奮発して上ランクの肉にしましたが二人で8000円位で焼き肉店としては

割とお得な感じでした。

 

腹も満たし、いよいよ帰路・・・・の前に

今回思いついた企画。他県のスーパーに寄り

地元(九州)で見慣れない商品を買い漁る。

「一人秘密の県民ショー」

そこそこ大きいショッピングセンターに立ち寄ります。

15分程店内を散策しましたが、

コレは!ってレベルの珍商品は発見できませんでした。

~ 戦 果 ~

マコロン

(ばあちゃんちにある感じの優しい味のお菓子。ピーナッツ風味の

 カルメ焼きみたいなイメージ)

かすてらせんべい

(同上、土産屋にある甘い煎餅。鹿児島だと西郷煎餅に近い感じ)

UCC COFFEE

(味は普通の缶コーヒーだが紙パックは初見)

金ちゃんヌードル

(一番地元ローカル臭ただようカップめん。味はカップヌードル醤油に近い)

金ちゃん焼きそば

(上の派生?焼き肉の締めに作るソースの粉掛ける焼きそばに近い味)

ドクターペッパー

(今(2011末時点)大人気の知的飲料。実はコーラを抑え世界で最も歴史がある

 炭酸ジュース 味は何とも形容しがたい独特の風味。凄く好きになるか嫌いに

 なるかのどっちか。九州圏ではなかなか見かけない)

 

地元でも売ってるのかもしれませんが、

あくまで私的にあまり九州近辺では見かけないものを

チョイスしております。

 

全行程を完了しいよいよ帰宅へ。

この時点ですでのPM6:15

二日の強行スケジュールで酷使した肉体で夜通し

凡そ12時間走り続けます。

         

 

1時間程走り、帰路最初のSA岐阜県「ひるがの高原SA」

雪が一杯残ってます。土産物をちょろちょろ見て再出発。

 

疾走する事凡そ2時間。

岐阜県「養老SA」到着

静岡の帰りにも立ち寄ったSAですが、前回はほとんど中は見て

無かったので小休止をかね店内を物色。

殿なにやってんすか・・・・・

ガムを買ったらコーヒーのタダ券くれたんでアップルパイとセットで

腹ごしらえ。

ついでにここでガソリン補給。ここで満タン入れたらギリギリでしたが

最終的に福岡まで無給油で行けました。けっこういけるもんだな。

 

さらに疾走しさらに2時間。PM10:00滋賀県「彦根SA」到着。

そろそろ疲労と眠気が襲いかかってきます。

しかしまだ行程の凡そ1/3

気分が鬱になってきたので、この苦境を打破すべく、ジョースター卿の

アドバイスを思い出します。

「逆に考えるんだ。滋賀からPM10:00に

 福岡へ向けて出発と考えるんだ。」

 

     

深夜零時ジャストでやっとこ兵庫の「龍野西SA」到着。

ここら辺からほとんどSAによらず、ひたすら福岡まで疾走。

グダグダになりながらもなんとかAM7:00に無事福岡に

帰宅出来ました。

 

てな感じで岐阜遠征記はこれまで。

センキューーー!!

 

京都・岐阜遠征記

~ 完 ~ 

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